自分を責めても何も変わりません
いきいきと生きている人、仕事でちょっと失敗したくらいでは絶対にめげない人、逆にちょっとしたことで落ち込んでしまったり、すぐに自分を卑下してしまう人がいます。
いきいきとしている人は、自分の行動に責任を持とうと毎日ハリのある生活を送っていますが、「俺なんて」と思っている人は、何をしてもうまくいきません。
俺なんてという言葉は本当によくない言葉です。
ネガティブに物事を考えてしまう方がよく使う言葉が「俺なんて」でしょう。
俺なんて……と考えている間は何事にも積極的になれず、結果的にそれが失敗につながる事が多いのです。
自分を卑下して常に責めていても何も変わりません。
俺なんてという考え方を替えて、ポジティブに生きられる自分になりましょう。
人と自分を比較する癖
俺なんてという方の多くが、その後に「あいつより何もできないし」という言葉を使います。
誰々より自分は弱い、俺はあいつに勝てない、比較する相手が必ず決まっていて、その人よりも上にいない自分が許せないから、「俺なんて」という言葉が出てくるのです。
人と比較して勝てない、上に行けないから自分を否定することになる、ここには人を見にくくさせる要素、妬み、嫉みがあります。
いつも比較する人が同じなのはなぜなんでしょうか。
同じような事をしてきた、同じような境遇だったのにそいつは自分よりも上にいる、だから自分を卑下する、相手に嫉妬する、だから「俺なんて」という言葉が癖になってしまうんです。
人は人、自分は自分
同じような境遇で生きてきた人でも、同じスポーツをしてきた人でも、全く同じという事はありません。
生きてきた様子が似ていても全く同じように生活してきた兄弟でも、違いがあるのです。
人の目を気にしていると、こう思われていないかな、俺って恥ずかしい行動していないかなと常に人目を気にした行動になります。
そうなると、同じようなタイプの人などを見つけては比較し、劣ると感じれば劣等感があるし、自分の方が優れていると感じれば人を見下した態度に出ることもあるでしょう。
人は人、自分は自分、比較するよりも自分の行動に責任を持ち、後悔しない生き方をしていく方が気持ちよく生きていけるでしょう。
人と比較しそうになったらそうじゃない、あいつはあいつで頑張っているからこそこうなんだ、俺も一緒に頑張っていけば、きっと成功が見えてくるという気持ちを持って過ごしてみてください。
相手の事を認めるとその人に対してリスペクトする気持ちが生まれ、今度は比較ではなく、あいつのようにがんばろうという向上心になってくるはずです。